もう1月も終わりが近づいてきましたね。
つい最近、年始の挨拶をしたばかりなのに…。
わたし自身は正月早々風邪をひいてしまい、未だに体調不良が続いています。
実際、体調不良の時には自分のことでいっぱいで、他人に対して優しくなれないというか、頼むからほっといてくれという気持ちでいっぱいでした。
そんな中、仕事上でもプライベートでもいろいろと問題が発生し、人間関係の脆さや物事の終わりのあっけなさを痛感しています。
心身ともボロボロな中、感情について学ぶ機会があり、自分の状況と照らし合わせて考えてみました。
本当に疲弊してしまい、食欲もわかず、怒りのあまり涙と鼻水が出てきて、さらには昔あった嫌なことまで蘇ってきてさらにイライラするという悪循環に陥りました。
ネガティブな気分な時に過去の嫌なことを思い出しやすくなることを、心理学では「気分一致効果」といいます。
何とか気分を変えようと思い、音楽を聴くことにしたのですが、ハッピーな曲に対しては余計イライラしてしまい、自然と選ぶ曲は、所属する集団に対するイエスマンなんて○○○的なものばかりでした。
実は、その時の感情と聴きたい曲、選ぶ曲には関係があるそうで、悲しい気分の時には、悲しい曲を聴くことでその悲しみが和らぐ効果もあるといった論文もあります。
わたしが陥ったやり場のない怒りもその曲たちのおかげで緩和され、冷静さを取り戻せるようになりました。
その後は、ハッピーな曲を聴いてもイライラすることもなく、自分自身、単純だなぁと実感しました。
その感情についての学びの中で、当たり前なのかもしれませんが、「好き」な人には協力を惜しまず、「嫌い」な人には非協力的になるというものがあり、仕事においてもなんかこの人嫌だな!と思ったら本当に協力したくなくなるなと笑ってしまいました。
個人的には感情について理解が深まるよい経験となりました。
参考文献:こころ検定公式テキスト4級 第2章 “こころ”と物事の捉え方の関係
教育ナビゲーション株式会社 2017
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
こころのサイエンス編集部の紹介はこちら
The post 【雑記】2020年最初の怒りと悲しみと曲 first appeared on こころのサイエンス.